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関西フローティングボートショー2024 特別取材REPORT

関西ボートの祭典「関西フローティングボートショー2024」をレポート

2024年10月18〜20日、兵庫県西宮市に位置する「新西宮ヨットハーバー」で「関西フローティングボートショー2024」が開催されました。魅力あふれる大小さまざまなボートはもちろん、ボートの体験操船やセミナー、アパレルやボート関連アイテムの出展など、ボート初心者から上級者でも楽しめる関西ボートの祭典。晴天の秋空に相応しいボートショーの様子をレポートします。

「関西フローティングボートショー2024」って?

まずは、イベントについてのご説明を。「関西フローティングボートショー2024」とは、新西宮ヨットハーバーを会場に、約40隻のボートが展示されているボートショーです。今回は3日間にわたって行われました。

会場には、ボートのほか、魚群探知機をはじめとしたボート関連のアイテムやアパレルグッズの出展などマリングッズが盛りだくさん。

今回は、ボート出展が23社、グッズ・イベント等が21社で、会場は開始から終盤にかけてたくさんの人で賑わいを見せていました。

クルージングも、釣りもなんでもござれなラインナップ!

今回の出展社は、ヤマハマリーナやトヨタ自動車、ヤンマー船用システム、アインスAリゾートなど。展示されているボートは、その場でボートに乗り込めます。日常生活ではなかなか見ることのできないボート内の設備や乗り心地を楽しめるのもボートショーの醍醐味のひとつ。

ここからは、その中でも「これは!」と思ったボートをピックアップして、写真とともにご紹介していきます。

トヨタ自動車「PONAM-31X」

こちらはトヨタ自動車の「PONAM-31X」です。

12人乗りで、1基掛けエンジンとしては世界初となる操船支援システム「TVAS(トヨタ バーチャル アンカー システム)」を搭載しています。コンピューターの自動制御によって、船体の位置・方向を維持できるので、運転中の負担が減り、ボート運転経験の浅い方もより気軽に海を楽しむことのできるきっかけになるかもしれませんね。

アインスAリゾート「NAVAN C30」

お次は、アインスAリゾートの「NAVAN C30」です。

本ボートのコンセプトは「デザイン フォー メモリ」。思い出を作るためのボートとして、クルージング・釣りどちらにも対応できるのが強みです。

本来、ボートはクルージングや釣りなど、持ち主の目的に応じて、サイズや機能をある程度特化させて作られるものがほとんど。しかし、エアコン・キッチン・ロッドホルダー・魚群探知機など、全てのいいとこどりをしているのがこのボートです。クルージングもよし、釣りもよしの遊び心が満載で家族や友達、そして1人でも海を満喫できます。

ゆったりくつろげる居住性の高さも担保しながら、約50ktとスピードも兼ね備え、まさにいいとこどり。2024年10月のイベント時には、まだ正式販売はなく、今後予約を受け付けていく予定です。

ヤマハ関西マリンディーラーズ「YFR-24mic」

ボートだけではなく、ボートに搭載するアイテムの体験会もボートショーの役割でしょう。
こちらはヤマハ関西マリンディーラーズの「YFR-24mic」です。

船には横揺れ防止装置が搭載され、実際に乗船してその効果の有無を確かめてみます。

確認方法は、乗船者自らが船を自力で横に揺らし、機能をオンとオフでスイッチを切り替えるというもの。実際に体験してみると、オンにした途端、明らかに手応えが重くなりました。船酔いに悩む方にとっては、アイテムの効果を身をもって体験できるまたとないチャンスです。初心者から上級者問わず、船酔いのリスクを低下できるのは本当に助かりますよね。

ご紹介したもののほかにも、会場内にはたくさんのボートが展示されています。ボートショーに初めて行く方でも、「ボートの世界はこんな感じなんだ」と体感できる良い機会になるはず。購入目的ではなくても参加する価値が大いにあるイベントだと感じました。

マリンアイテムも盛りだくさん!

展示場内のマリンアイテムの出展コーナーの様子です。

ボートアイテムだけでなく、アパレルや船舶免許ブースなどもありました。

たとえば、REGARのブースでは、SeaSucker社のロッドホルダーがズラリと並んでいました。

吸盤内を真空状態にすることで簡単に設置できる本商品は、ボートでの過ごし方に合わせて、ロッドだけでなくドリンクホルダーやテーブルタイプなど、製品も多種多様です。

取り外しも簡単で跡が残らないのも魅力。ボートだけでなく車にも使用でき、スマホスタンドやスキー・スノボーラックタイプも。ボートに限らず、アウトドア好きには、汎用性が高く、非常に便利な印象を受けました。

続いては、FURUNOの魚群探知機です。こちらは、「FCV-600/800」という商品。まず目を引いたのは、液晶画面の鮮明さです。一瞬「え、テレビ?」と見間違うほどの画面の鮮やかさと視認性の高さに驚きました。

また、本商品の強みは、画面上の「わかりやすさ」にあります。探知された魚はアイコンで表示されるだけでなく、大きさを表す数値もわかります。くわえて海底質の識別も可能なので、釣り初心者であっても、今どんな状況なのかを一目で判断できるのだからありがたいですよね。

初心者から上級者まで楽しめるセミナー・イベントも!

参加者は子どもから大人まで。終始穏やかなムードでセミナーは進んでいました。

アイテム展示会場の隣には、セミナー・イベントブースも設置されていました。セミナーは、フィッシングセミナーやGPS魚群探知機セミナー、果ては釣りロケあるある話まで。ボート好きなら誰もが楽しめるラインナップが並んでいました。

セミナーブースの向かいには、免許不要の体験操船コーナーや船舶免許の相談窓口もありました。「ボートには興味あるけど、乗ったことも、生で見たこともない」「誰かに相談してみたい」なんていう初心者の方にもうってつけの充実した展示内容になっていました。

ボートを買う、というのはハードルが高いですが、まずは「知ってみたい」「楽しんでみたい」そんな人にこそおすすめのイベントです。ボートについてわからないことがあっても会場にはその道の「プロ」がいたるところにいるので、疑問もその場で解消できます。

関西ボートの祭典「関西フローティングボートショー」は、ボートを「買う」だけではなく、マリンを楽しむ仕掛けが万歳なイベントでした。

[取材・記事/ヨシカツオフィス 西 能克]

『関西フローティングボートショー2024』をもっと深読み!

今注目の担当者に直撃インタビュー!

アインスAリゾート株式会社
営業課長 諸岡英樹様

~「遊びごころあふれる」ボート!「NAVAN C30」の魅力とは?~

今回は、2024年10月月18〜20日に「新西宮ヨットハーバー」で開催された「関西フローティングボートショー2024」から、アインスAリゾート株式会社が展示する「NAVAN(ナバン) C30」をレポートします。営業課長の諸岡英樹さんに、遊びごころあふれる「NAVAN C30」と、ボートの魅力について詳しくお伺いしました。

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