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関西フローティングボートショー2024 担当者インタビュー「アインスAリゾート」

担当者に直撃インタビュー! 「遊びごころあふれる」ボート!「NAVAN C30」の魅力とは?

アインスAリゾート株式会社
営業課長 諸岡英樹 様

アインスAリゾート株式会社
営業課長 諸岡英樹 様

今回は、2024年10月18〜20日に「新西宮ヨットハーバー」で開催された「関西フローティングボートショー2024」から、アインスAリゾート株式会社が展示する「NAVAN(ナバン) C30」をレポートします。営業課長の諸岡英樹さんに、遊びごころあふれる「NAVAN C30」と、ボートの魅力について詳しくお伺いしました。

今回展示されている「NAVAN C30」について教えてください!

「NAVAN C30」は、今年の5月に仕入れたNAVANの新作ボートになります。ポーランド製のボートで2023年に初めて発表されました。「デザイン フォー メモリ」というコンセプトのもと、ボートを通してさまざまなシチュエーションで思い出作りのできるボートとなっています。

「思い出作り」というのは、釣りやクルージングで、ということでしょうか?

「NAVAN C30」の最大の特徴は、釣りもクルージングも楽しめる、いわば「いいとこどり」なボートという点です。ロッドホルダーもついていて、スピードも最速で約50ktほど出るのでかなり速い。ルーフラックにサップを乗せておけば沖で遊ぶこともできますし、キッチンもついているので、ご飯を食べながらソファに座ってゆっくりくつろぐ、なんてことも可能です。

乗り手の遊びごころをくすぐる船なんですね。

はい。思い出を作るためのアドベンチャーボートともいえるかもしれません。従来のNAVANの船は、オープンタイプのものが多かったのですが、「NAVAN C30」に関しては扉を閉め、雨かぜを凌げるので雨の日でも不便することはありません。船尾にあるフレームを使えば、チューブを引っ張りマリンならではの遊びもできます。
くわえて、シートやハンドルの革の質感や、マルチファンクションディスプレイには魚群探知機機能も搭載、スピーカーからは音楽も楽しめるなど、本当に遊びごころあふれた「遊べる高級車」といっても過言ではないボートなんです。個人的には、白を基調とした船体のデザインもカッコよくて気に入っています!

貴社の取り扱うボートと「NAVAN C30」を比較して、最も違うポイントはどこでしょうか?

より「日本の気候にピッタリ」というところです。弊社は平成元年からボートを取り扱っていますが、比較的オープンタイプのボートが多かったと思います。四季のある日本では突然雨が降ってきたり、風が強くなったりする気候の中で、扉を閉められるのは乗り手からすると非常に魅力的ですよね。

どういった人に乗って欲しいですか?

どんな方にもおすすめできると思っています。家族連れの方から友人たちとクルージングする時にも最適ですし、1人であっても楽しめます。盛りだくさんの性能や機能にしては、価格もそこまで高いというわけではありませんので、ご興味ある方には展示会やイベントなどで実際に船内に乗り込んで、見て、触れていただきたいです。

コロナ前後で、貴社のボート事業に変化はありましたか?

コロナの中でボートの需要が高まり売上も伸びました。現在は一時期の需要の勢いは緩和され、少し落ち着いてきています。

コロナでボートの需要が高まったのはなぜでしょうか?

やはり外で遊べない、しかし税金対策としてなにか購入したい、といったところでボートが注目されたのが一番の理由だと考えています。需要の高まりと円安のあおりも受けて、ボートのベース価格は、コロナ前と比較してかなり上昇しています。
しかし、そうした価格の高まりを受けても需要が変わらない現在の状況を踏まえると、世間にボートの存在が少しずつ浸透していると感じています。

今後は、盛り上がったボート・マリン業界の人気を、いかに維持できるかがカギとなるということでしょうか?

はい。コロナ禍では、一時供給が間に合わないほどボートは需要がありました。そこからコロナが明けた今、需要が落ち着き、マリン業界は過渡期にきていると思っています。
コロナでボートの売上が伸びたのは事実です。ボート人気が高まったということは、一般の人々のお金の使い道として「ボート」が出てきたということ。世間に存在が浸透してきた今だからこそ、われわれ事業者サイドからお客様に向けて新しい商品やサービスを提案して、マリン人口を増やし、発展させられるかが、今後の課題なのだと捉えています。

たしかに、節税対策にしても、お金の使い道にしても、人々が思い浮かべる選択肢として「ボート」が現れたのは大きな意味を持つような気がします。

これまでボートを購入するというのは、どこか雲の上でのできごとというか、非現実的だと感じていた方も多いと思っています。あくまでボートは、輸送やボートレースに使われるもの、みたいな感覚ですよね。しかし、コロナ禍で一般の方の中でボートの存在感が以前よりも身近になった。だから今後は「関西フローティングボートショー2024」をはじめ、イベントを通してボートをどんどん日常生活に溶け込ませる、身近にする仕掛けをマリン業界全体で取り組んでいく必要があると考えています。

「仕掛け」というのは、ボートを目にする機会を増やす、ということでしょうか?

そうです。例えば、弊社の本社は大阪にありますが、ユニバーサル・スタジオ・ジャパンと大阪市を往復できるようにする。例えば、ショッピングモールに船で行けるようにして通りがかりの人が見られる機会を増やす、みたいなことができたら楽しそうですよね。
環境さえ作れたら、街中で高級車を見て「かっこいい!」と思うように、船を見て憧れを持ってくれる方もいるかもしれません。そういった遊びごころを持った企画や環境整備を進められれば、もっとマリン業界に興味を持つ人が増えるのではないかと考えています。

最後に、諸岡さんの思うボートに乗ることの魅力を教えてください。

向かう場所で「普段は味わえない刺激を感じられること」です。わたしは、瀬戸内海の島にいく機会が多いのですが、いい意味で隔離されたその島独自の文化が味わえるんです。港町があったり、おいしいご飯や宿を島民の人に教えてもらったり、車で行くには遠くてもボートなら直線距離で行けますから。なにかタイムスリップしたような刺激をもらえることがボートの魅力だと思っています。もし、この記事を見てボートに興味を持っていただけたならうれしいですし、ぜひイベントにきていただいて一度ボートを体感してほしいですね。

[取材・記事/ヨシカツオフィス 西 能克]

イージーボートでは、今回インタビューさせていただいたアインスAリゾートさんの船艇を多数掲載しています。

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